どうも、北大素数大富豪同好会の3TKです。北大も夏休みに入り、麻雀とオセロで時間を潰す日々を過ごしています。以前と同様にTSUTAYAでマンガを借りたりもしてます。最近面白かった漫画は「よつばと!(あずまきよひこ作)」です。アニメ化されてないのが残念です。
12月から1か月に1記事のペースを守っているので、今月も書こうと思います。この記事ではタイトルにあるように7枚出しの講座①・具体的には「7枚出しを覚える利点・覚えるべき7枚四つ子素数」の紹介です。来月開かれる素数大富豪大会・マスプライム杯に役立つかもしれませんし、ぜひ読んでみて下さい*1。
7枚出しを覚える利点
①大きい
大きいです。それ故に下記のようなことが起こりえます。
ゲストさんとの対戦です。とりあえず7枚出しをしてみました。(781429Xは四つ子素数)
するとゲストさんは素数でない数を出してしまい、再び僕の手番に。
このように相手が全然知らない大きさの素数を覚えれば、それを切り札として使うことが出来るのです。
②24枚の手札を7→7→7→3で組み切れる。
これは中級者以上のプレイヤー向けの話になります。
初手から全出ししてペナルティ手札が24枚になる、というのは良くある話だと思いますがそれを7枚素数*3+3(4)枚素数に分けることが出来れば堅実な勝利へと繋がるのです。
実践例を見てみましょう。ゲストさんとの対戦で、先行は僕。お互い全出しするもペナルティを食らい、両者共に手札24枚。
まず最初に7枚出し。(523468Xは四つ子素数)
ゲストさんは7枚7桁素数で返してきましたので今度は7枚8桁素数でラリー、実はこの時僕の勝利は確定しています。(T86529Xは四つ子素数)
相手も頑張って返しますが、時すでに遅し。KKQJQTJでトドメを指します。
相手は返すことが出来ず、僕の勝利となりました。このように7枚素数をいくつか覚えることによって24枚もの手札を優勢のまま着実に減らし、安全に組み切れる戦法「7枚出し戦法」が出来るようになります。僕はこの流れで勝てた試合が沢山あります。
まぁ最初はそう簡単に分けれるものでもありませんが、練習すれば適当にやっても出来るようになりますよ。
何から覚えるか
いつぞやの5枚出しの記事と同じように「数字がバラバラな7枚から作れる素数」から手を付けていきました。ただ13c7(=1716)個は多すぎるので、1~Tの10種類に絞りました。
それがこの素数表です。
<a href="https://kutar.up.seesaa.net/image/7E69E9AE587BAE381972817ET29.xlsx">7枚出し(1~T).xlsx</a>←上の素数表を作ったエクセルです。語呂や配色が気に入らない人は変えてみるのが良いでしょう。
説明していきます。
- 左の表の左サイドの数字は「7種類の数字」、右サイドの数字は「左のを並び替えた素数」です。
- 緑色の素数は「四つ子素数」です。
- 紫色の素数は「沸騰ゴミ虫素数」と言って、8T53641,8T53647を表します。偶数消費5枚の素数です。四つ子素数と異なり3,9は付きません*2。
- 赤色の素数は「7種類の数字を並び替えて作れる数の中で一番大きい奇数」を表します。
- 黄色の素数は「7種類の数字を並び替えて作れる数の中で二番目に大きい奇数」を表します。
- オレンジ色の素数は「7種類の数字を並び替えて作れる数の中で三番目に大きい奇数」を表します。
- ピンク色の素数は「6枚でも出せる素数」を表します。
- 無色の素数は上記のどれにも該当しない素数です。
- 右の表は「この素数表に使われた四つ子表一覧」で、数字のみでは覚えにくいため語呂を付けました*3。水色の四つ子素数は偶数4枚消費、青色の四つ子素数は偶数5枚消費です。
- 覚えるべきなのは緑色と紫色の素数です。他色の素数は僕ですら使ったことが無いので覚えなくても大丈夫です。
- 右の四つ子一覧から覚えるよりかは緑色の素数を覚えるついでに四つ子素数を覚えるのがオススメです。語呂は自作の方が頭に入りやすいので、どんどん書き換えていきましょ~。
説明は以上です。上級者からすると実戦で全く役に立たない素数だとは思いますが、これ+7枚出し講座②で紹介する7枚14桁素数を覚えれば手札24枚からの組み切り力がグンとアップします。なので今は頑張ってこれらを覚えてみて下さい。
これ以外のおススメ四つ子素数
- 665554X(完全偶数消費四つ子素数。5を3枚も消費できるのも◎)
- 665563X(むむっ、コッコロさん。プリコネは神ゲー*4。)
- 997321X(7枚7桁最大の四つ子素数。9876TXよりも大きい6枚出しとしても応用できます。)
- 51K279X(コイキングに泣く。5J3279Xとして出すことがしばしば。)
絵札3枚以上の四つ子素数
- K23Q8JX(キング兄さんクイーンはジャック。この自作語呂を気に入ってるのですが、K使うし大きさは微妙、性能はイマイチです。)
- 2TQJ68X(偶数5枚消費四つ子素数。)
- 86JKT7X(ハムJKとな。)
- 877QJTX(バナナQJTX。覚えやすさ最優秀賞。)
- 69QTJKX(ロックキュートJK。二刀流*5には[KTQJ]と[169],[679]の組み合わせは無い為、これが役に立ちます。)
です。
他にも7枚出しの四つ子素数は数えきれないほどあるので、気になる方は下のサイトを見てみて下さい。
初手に最後に紹介した絵札3枚以上四つ子素数を出せるのであれば是非出してみましょう。まず相手の初期手札に絵札が2枚以下の場合が約20%もあるので、返されない可能性が少なくとも20%もあります。その上トッププレイヤーと言えども絵札3~6枚の素数をすべて覚えているわけでもないので、知ってる素数で返される可能性は40%にも満たないと言っても過言ではないでしょう。特にロングゲーム*6になると絶対に勝て無さそうなプレイヤーと戦っているのであれば迷わず出しましょう。ロングゲームの勝敗は覚えてる素数量がモノを言わせるため、何年もやってるような古参プレイヤーが有利になるのは言うまでもありません。だったら初手に一か八かで40%くらいの賭けに持ち込むのが良いんじゃないかな、と思うのです(3TKの意見)。
ちなみに利点①のような初手7枚7桁素数出しは強プレイヤー同士の試合では愚策としか言いようが無いのですが、実力がかけ離れたプレイヤー相手の試合では有効な策なのかもしれませんね、長引かせた所で勝ち目ありませんし。一つの策として視野に入れてみて下さい。
もう書くことも無いので、この辺で終わりにします。
次回予告
次の記事は7枚出し講座②で「7枚14桁素数」「絶対に知るべき安全ライン」「7,7,7,3の組み切りのコツ」の話をしていきたいと思います。
ご精読ありがとうございました。