3TKです。
以前の記事にて「素数の覚え方」を紹介しました。
順番が前後してしまいましたが、本記事では「素数表の作り方」について紹介します。昔から使われているnishimuraさんの素数探索サイトや最近学んだPCのショートカットキーの説明も交えながら素数表を作っていきます。
準備
使用するのはPC (Windows)です。Macでも同じように出来るとは思いますがショートカットが異なるかもしれません。*1持ってない人はUSBを持って大学や地元の図書館行きましょう。PC沢山ありますよ。
また、Excelを使います。Microsoft365の手続きをしないといけません。良く分からないけど使えないって人は大学のPCを使いましょう。
ステップ1:覚えたい素数を具体的に決める
まずは覚えたい素数のイメージを明確にしましょう。
僕が探索する前に考える事としては
- どのような場面で必要なのか
- 何枚で出すか
- 末尾をどうするか(四つ子、[KJQJ]など)
- 固定数字列、変動数字列をどの程度固めるか
です。
特に悩むのが末尾です。例えば四つ子[1,3,7,9]なら一つの数字列を覚えれば4個の素数を覚えられるのでお得なのですが、末尾の個数を多くするほどヒットする数字列の個数が減ってしまいます。「[1,3,7,9]で検索すると数字列が1つしか出なかったけど、[3,7,9]だと10個もあったよ~」なんてパターンもあります。まずは個数多めでやってみて、結果がイマイチであれば徐々に減らすのが良いでしょう。*2
僕が今回覚えたい素数は[QQK/JTT-〇〇〇-J4A]という9枚アイシア (A14A) 素数です。
初期手札11~12枚時においての絵札枚数が4枚である確率が大きい (約27%) 事を活かした9枚出しです。
条件をまとめると
- 頭が[QQK,TTJ]両方
- 末尾が[J4A]
- 9枚素数
- [〇〇〇]は最大3枚。
です。
ステップ2:素数探索
覚えたい素数を決めたら、下記サイトにて探索します。
サイトにも説明欄はありますが、この記事でも順を追って説明します。
- [x],[y]の入力
最初に末尾に固定する数字列をx欄に、頭に固定する数字列をy欄に入力します。 - [手札]の入力
ここでは手札を決めます。末尾を固定する場合は[x]を、頭を固定する場合は[y]を入力します。他には[1]~[K]をそれぞれ4枚ずつ入力すれば問題ありませんが、もし重複無しで調べたい場合は1枚ずつ入力してください。 - [素数探索枚数上限]の入力
今回は9枚素数を探索したいのですが、ここでは[9]ではなく[5]と入力します。というのも[x(J4A)],[y(QQK,TTJ)]がそれぞれ1枚のカードとして認識されているからです。つまり[QQK962J4A]という素数が[y962x]という5枚のカードで作られた素数として認識されているから5枚判定です。 - [強い順],[コンパクト表示]のチェック
詳細は省きます。とりあえずチェックして下さい。 - [制限時間]の入力
ここはテキトーです。今回の例では1秒もかかりませんので、デフォルトの8000秒のままでOKです。大きい素数の探索時ほど時間が掛かります。中断してしまうと探索結果がリセットされてしまうので、余裕をもった時間を入力しましょう。 - 「探索ボタン」を押す
ステップ3:探索結果をテキストドキュメントで処理
探索結果が出ました。これを上手く処理します。
- 新規テキストドキュメントを作る
デスクトップ→右クリック→新規作成→テキストドキュメント(すぐ消す、名前はテキトー) - 探索結果ページを開く
- Ctrl+A
- Ctrl+C
- テキストドキュメントを開く
- Ctrl+V
Ctrl+A…全選択
Ctrl+C…コピー
Ctrl+V…貼り付け
探索結果をドキュメントに貼り付けます。ショートカットキーを使う事で作業効率アップです。 - 要らない文字《行1~31(「策:」まで)》や後ろ3行を削除
- 1行目の[x]~を選択してCtrl+C(例では[x (y=121213,101011)])
- そのままCtrl+H
- 下の欄を空白にして「すべて置換」
Ctrl+H…置換
この場合では[x (y=121213,101011)]を削除する為に使います。 - 同じように[y]をすべて置換(削除)
- お好みで[t]→[T]など小文字の絵札を大文字に変換させる
以上でテキストドキュメントでの作業は終わりです。
ステップ4:エクセルで素数表を作成
今度はエクセルを起動させます。このエクセルデータは保存推奨です。[F12]を押して保存しましょう。
[F12]…名前を付けて保存
- 先程のテキストドキュメントをCtrl+A
- Ctrl+C
- ExcelのA1セルをクリックしてCtrl+V
- B1セルに[1]、B2セルに[2]を入力
- B1&B2セルを選択し、右下の■をダブルクリック
1.2.3.4.....と入力される
- B列の全ての数字が選択された状態でAlt→H→S→Oの順番で入力
Alt→H→S→O…降順に並び替え*3 - 「選択範囲を拡張する」→「並び替え」
- B列を選択→[Delete]で削除
- A1セルを書き換える(どんな素数かわかるように)
- 縦長になった場合は半分をB列に移す。この場合だったらA17セルを選択→Shift+Ctrl+[↓]→Ctrl+X→B2セルを入力→Ctrl+V
Shift+Ctrl+[↓]…表の下までジャンプ
Ctrl+X…切り取り - 全体を選択してAlt→H→B→A
Alt→H→B→A…全てのセルに枠線を付ける - A1セルに色を付ける
- 完成!
あとは覚えましょう。3TK流暗記術を以前の記事で紹介していますので、是非参考にしてみて下さい。
おわりに
以上が3TKの素数表の作り方の紹介でした。この程度の素数表でしたら5分で作れます。色んな素数表を作ってみましょう。
以上でこの記事は終わりです。
次回の攻略記事の内容・更新日共に未定です。今度こそネタが尽きました。だから……さよならだね、皆さん。
ここまで読んで頂き有難う御座いました。