この記事は素数大富豪アドベントカレンダー 12日目の記事です。
昨日は、もりしーさんによる
でした。
初投稿となります。北大素数大富豪同好会会員の素数大富豪歴8ヶ月の初心者、3TKです。今日は一時期マイトレンドとなっていた5枚出しを覚える過程を、自作の素数表(改良版)を交えながら紹介します。素数大富豪経験者でまだ5枚出しを全然知らない人への参考になればいいなと思います。
[5枚出しを覚え始めた理由]
理由は単純で、素数大富豪同好会や遊ぼう会で3枚素数や4枚素数ばっかり出されるので、「もしかして、5枚出ししたらなかなか返されないのでは?」と思ったからです(甘い考えでした)。
[5枚出しを覚える課程① (5枚5桁)]
当時(2019年7月頃)に知っていた5枚出しは3枚5,6桁や4枚7,8桁の絵札を分解したものしか無かったので、知識量を増やすことにしました。
まずは5枚5桁を全部覚えてやろう、という意気込みで取り組んだのですが……ムリでした。量が多すぎました。
4枚4桁は「4枚4桁を覚えたい - 素数大富豪攻略をぱらぱらと(るいあさん著)」や「これから素数大富豪始める人へ(4枚4桁)(nishimuraさん著)」に書いてあるように、上位互換だけだと246個なんですが5枚5桁は見た感じ1000個くらいありました。
全部は無理だと分かったので、絞ることにしました。最初は四つ子素数とバラバラ5枚で作れる素数から手を付けました。
四つ子素数を1種類覚えれば実質4つの素数を覚えたことになるのでコスパが良く、バラバラ5枚で作れる素数は使う機会が多いと思ったからです。
それを覚えるために作った素数表がこちらです。
[http://5枚5桁.xlsx:title](上の表のエクセル[原本]です。自分好みにアレンジしてみて下さい。)
赤>緑>黄>ピンク>オレンジ の優先順位になっています。ピンクの素数の中には上位互換を持つものもありますが、覚えやすさを重視しました。
僕はまず四つ子素数を丸暗記して、それ以外は実戦で身につけました。バラバラ5枚を出せるタイミングが来たらとりあえず最大で出してみて、それが素数なら「この組み合わせは赤色の○○○○○」、素数でなければ後ほど確認して「あの組み合わせは○色の○○○○○」というように覚えます。そうすれば「この組み合わせは○○○○○」と覚えるよりも頭に残りやすく、思い出しやすいです。並べ方を忘れても色を覚えていた、ということもありました。
一応、この中のおススメの5枚5桁素数を紹介すると、
- やっぱり四つ子:9784x(クナハシ),9913x(ククイさん),5134x(こけし),8881x
- 双子の組み合わせ:84521+84523,85427+85429(+8542K),76541+76543,87641+87643
- 頭双子の組み合わせ:64231+74231,85621+95621,87523+97523
- キューバ素数:98321,98543,98251(キューバに来い)
- 偶数消費:86423,86249,65423,86453,654K,864K,652K,826K
です。それ以外は覚えたらラッキー、くらいの精神で大丈夫です。
[5枚出しを覚える過程②(5枚9.10桁)]
覚えた5枚出しをバンバン使っていく3TK!
しかしそこに立ち塞がるは当たり前のように返してくるプレーヤー達...
(その時の様子)
(誰もこんなことは言っていませんでしたが、)思っていたのと違って周りは5桁も沢山覚えているみたいでした。5枚出しをしただけで場が流れるということはありえません。夢物語でした。
そこで僕は、大きい5枚素数を覚えて5→5→1or2で上がれるようになろうと思ったのです。
そのために今度はこの素数表を作りました。
[http://5枚9桁.xlsx:title](上の表のエクセル[原本]です。自分好みにアレンジしてみて下さい。)
上部に5枚9桁一覧、下部左の表は「絵札4枚と一桁数字の組み合わせ表」で、「この絵札4枚の組み合わせでは頭に一桁Xをつけた5枚出しを、頭以外に一桁Yをつけた5枚出しをできるよ」ということを調べられます。例えば「KQQJを持っていたら頭に数字8,4,2,1をつけた5枚出しを、頭以外に数字7,5をつけた5枚出しができるよ」といった感じです。並べ方は上部で確認します。頭に一桁が付く場合は上段、中に一桁が付く場合は下段です。
下部真中の表は5枚10桁を強い順に並べた表です。
下部右の表の太枠は「5枚10桁を出すことの出来る、絵札組み合わせ一覧」で、その右側に出すときの並べ方があります。
この中で優先して覚えたのは、5枚10桁と下部左の表の緑でした。(これらをおススメ素数としておきます)
この緑色の意味は「頭に一桁Xをつけるとき、絵札の並べ方は一通りだけ」です(その並べ方は右の枠に書かれています)。「QQJJ」みたいに、Xが一つだけの場合ならもちろん一通りだけで、「KKKT」と「QJTT」はXが2つありますが、「9KTKK」と「7KTKK」、「9TQTJ」と「7TQTJ」、どちらも同じ並べ方になっています。これらの優先度を高くした理由は、単純に覚えやすかったからです。あとは加える一桁を覚えればいいので。
(灰色は「その絵札4枚で4枚8桁が作れる組み合わせ」です。これらは優先順位低)
それ以外は気になったら確認して、覚えたらラッキーの精神で、今でも取り組んでいます。
[5枚出しを覚えて]
5→5→1or2だけでなく5→2(グロタンカット)→4や3→3→5、さらに今では5→6を出来るようになって、プレイングの幅が広がりました。
5枚出しより6枚出しを優先して覚える人もいます。また、5枚出しでも偶数消費型(重複あり)を優先する人もいれば、枚数なんて関係なしに四つ子素数や語呂素数を沢山覚えている人もいます。人によって覚える素数が異なることが、素数大富豪をより面白くしていると思います。
また、2枚の素数表は間違いなく役立ちました。作るのは楽しかったし、オリジナル素数表には愛着が沸くので、作って良かったです。自信作なので、是非使ってみてください。
[終わりに]
今回の記事は役に立つ記事というより、自分の日記みたいになってしまいました。また、こうして記事を書くこと自体が初めてなので、日本語としておかしい所があったり、句読点が多かったり、同じ表現を何度も使っていたり、とても読みにくい文章となってしまいました。次に記事を書くときは読みやすい記事を書くように頑張ります。
素数表については、ミスや不足があるかもしれません。もし気づいた方はTwitterのDMで教えて頂ければ助かります。(3TK(さとうゆうすけ) (@god_3TK))
ここまでご精読ありがとうございました!
明日の記事は岩淵夕希さんの『ペアが重要!素数大富豪の新戦略「魔神出し」』です。
とても参考になる記事でした。言われてみれば、ちょっと並び方を工夫するだけで1001チェックが楽なります。
[紹介したい、関連記事]
○始めたばかりで、まずは2~4枚出しを覚えたい人へ
→これから素数大富豪始める人へ(4枚4桁)(nishimuraさん著)
○5枚7桁8桁は無いの?と思った人、もっと偶数消費型を知りたい人へ
→素数大富豪素数表(もりしー2018ver.) - 素数交響曲第2番(もりしーさん著)
[追記]
当時作った素数表はこの2枚です。
今回の記事が少しでも皆様の役に立てれば幸いです。ご精読ありがとうございました