[素数大富豪]3のブログ

主に素数大富豪のことについて書いています。素数大富豪は面白いトランプゲームです。

素数大富豪 HNP杯 自戦データまとめ

1.試合結果

 予選

1試合目 vs阿武隈さん 勝利(2-0) 先手勝 後手勝

2試合目 vsカステラさん 敗北(0-2) 後手負 後手負

3試合目 vsはちさん 敗北(1-2) 後手負 先手勝 先手負

4試合目 vsかいたいさん 勝利(2-1) 後手勝 先手負 先手勝

プレーオフ

1試合目 vsささらさん 勝利(1-0) 後手勝

2試合目 vsかいたいさん 敗北(0-1) 後手負

本戦トーナメント

1戦目 vsドゥーさん 勝利(2-0) 先手勝 後手勝

2戦目 vsHokutoさん 勝利(2-0) 後手勝 先手勝

3戦目 vsなきゃのさん 勝利(2-1) 先手勝 先手負 後手勝

4戦目 vsnishimuraさん 敗北(1-2) 先手勝 先手負 後手負

決勝トーナメント

1戦目 vsカステラさん 敗北(1-3) 後手負 先手負 先手勝 後手負

通算成績:6勝5敗

 

セットごとにみると、

先手:8勝6敗 勝率0.571

後手:6勝6敗 勝率0.500

合計:14勝12敗 勝率0.538

2.出した素数の紹介!

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HNP杯で出した素数まとめ。青色が四つ子素数で、赤文字が出会い素数です。

 沢山試合やっただけあって、色々な素数があります。全部が3TKおススメ素数なので、是非覚えてみて下さい♪

「○枚クラス」なので、試合中に[44A23]と出していても、それは[44Q3]と認識されて4枚クラス扱いになります。とりあえず各枚数ごとに紹介・考察(?)したいと思います*1

1枚クラス

KとX(ジョーカー)のみ。これは相手の1枚出しを嫌がらせ半分で最大にして返してるだけです。時には合成数カマトトもしました。

もし自分が先手で手札にXが2枚あれば1枚出しを軸に組み切れたりするのですが、そんな場面は来ませんでした。

2枚クラス

グロタンカット。

2枚出し素数は全部覚えてます。[T3]や[TK]は2枚で出すよりも、革命時にXを絡めて[AX3|X=0],[AXA3|X=0]として出すほうが多いですね。

3枚クラス

3枚出しは主に上がり素数*2で使います。

3枚出しも(上位互換だけなら)全部把握出来てると思っています。

先手の手札にKKJがあれば3枚素数KKJ→5枚素数という組み切り方があるのですが、5枚出しまで確実に決めるのは難しいのであまり見かけません。

4枚クラス

上がり素数、オバケ*3のつなぎ、革命など多数の役割を持つので大会で1番見かけるであろう枚数。

4枚出し素数は莫大にあり、それら全て覚えている人は極一部の古参プレイヤーだけではないでしょうか。僕が覚えているのはある程度の4桁素数と4枚7.8桁素数にオマケ程度の4枚5桁くらいです。4枚5.6桁を覚えていない事が仇となる場面*4は時折あるけど、それでも覚える気は一切ありません。上位陣に勝つためには1つの枚数素数に専念して覚えるのではなく、多様な枚数素数をある程度ずつ覚えていないといけません。

また近頃、オバケは上位プレイヤーの標準装備となりつつあります。KKQTをKKQKで返され、KQJKをKKTJで返され…KKQT未満は切り札として使えないのでは?と思ってしまうレベルです。*5

オバケ対策で習得した4枚二刀流は大会では役に立たなかったのですが、その存在のおかげなのか、4枚出しするとなぜか対戦相手はカマトトせずに絵札使った4枚で返すようになりました。この状況が続けば9KTJを切り札にして組み切れる環境に逆戻りするかも?w

5枚クラス

5枚出しの記事を書いただけあって、そこそこ出しました。手札を削りたい時にとりあえず5枚出し。返されないことを願っていたりそうでなかったり。

HNP杯ではOTTYさんが5枚最強素数[KKQKJ]を上回る合成数[KKKTT]を出していました。まぁoverKJQJとは異なりまだ環境に根付いていないので、KKQKJを出す時に返される心配する必要は無いと思われます。

余談ですが、相手の手札がカマトトで24枚になっていても[KKQTJ]は滅多に返されません*6。先行の初期手札で[KKQTJ]が出せれば5枚素数→KKQTJ→1.2枚素数で勝てるでしょう。

6枚クラス

僕の苦手な枚数です。しかしHNP杯に拘わらず素数大富豪大会決勝準決勝で良く出されるのが6枚出しです。

強い人たちは初期手札11枚を初手6枚11~12桁⇒5枚で組み切ることができます。

初期手札の絵札枚数は50%で3.4枚、17%で5枚、7%で6枚だそうです*7。そのため絵札5枚以上使った素数を初期手札で返される可能性は低いのです。

その6枚11~12桁はHNP杯決勝トーナメントのnishimuraさんVSOTTYさん戦やカステラさんVSnishimuraさん戦でも見かけました。さらに言うと、前オンライン大会の雪華流星戦ファイナルでは結構見かけました。つまり!強い人たちは6枚11~12桁素数をたくさん覚えているのです!僕も強い6枚出しを沢山覚えれば優勝できるかも?

 

7枚出しクラス

「最初の4枚出しをカマトトされることを前提に、4⇒7で組み切ればいいじゃん!!」

という発想から7枚出しを覚え始めました。はじめに覚えたのは7枚四つ子素数です。*8

7枚出しはHNP杯で大活躍。初手全出しチャレンジ失敗から手札24枚を7枚→7枚→7枚→3枚で組み切った試合もありました*9手札にKとジョーカーを合わせて4枚以上持っていればKKKTTTJ以上の素数は絶対に返されないし、相手から出されることも無いのがポイントですよ。

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例えばKとXを合わせて4枚持ってる画像の手札なら[6187453]→[KKKTTTJ]→[Q23]で100%勝てます(相手はKを2枚しか持っていないためです)。

また、KとXが合わせて3枚しか持っていなくても、KKKJJJJ,KKKQQJJ,KKKQQQJ,KKKKQTJは絶対に返されません*10

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この手札なら[8T53647]→[KKKQQJJ]→[65Q9]でも[8T53647]→[KKKQQQJ]→[65J9]で組み切れますね。ここで絵札用いた4枚素数を覚えているかどうかが勝敗の分かれ目です。

ちなみに618745X(老い花死後)は四つ子素数で8T5364X(沸騰ゴミ虫)はX=1.7が付きます。紹介したい7枚出し素数は他にも沢山あるので、その内記事を書くかもしれません。

8枚クラス

ここからは四つ子とHNP頼りです。

[2T8Q467X]は四つ子素数で「ふたば胃にシロナ」と覚えます。

9~11枚クラス

9~11枚素数を先行でいきなり出すと相手は驚きます。

僕が強いプレイヤーに勝つためには「先行」を活かすしか無いのです。素数大富豪歴1年の3TKは素数量で大分劣ってるので、ロングゲームになると不利状況は免れません。そのため瞬殺する必要があり、それで思いついたのが「4枚二刀流」や「9枚出し奇襲」といったゴリ押し戦法です。

また、何十枚もある手札を減らすために出したり、勝負の切り札として用いたりします。返された場合のことは何も考えていません。

[4468225QX],[4469718TX],[44697Q67X]は四つ子素数で、「シズルはににこクイーン」「シズルクナイ野獣」「シズルクナイ風呂な」で覚えられます。

[8T687937X]は四つ子素数で、「蛍花草菜」で覚えられます。

[39TJ2452X]は四つ子素数で、「さくひま良いに横に」で覚えられます。

[885544T3TKX]は四つ子素数で、[ババアGOGOししとう3TKX]で覚えられます*11

下の記事にも書きましたが、9枚出しなど大きい素数は最初の語呂が好きなものの四つ子素数から覚え始めるのがオススメです。

 

hana3101382283.hatenablog.com

 12枚以上

折角覚えた大きい素数は出したいから出します。それだけです。

素数大富豪大会で勝ち進むのに12枚以上の素数は要らないというのが僕の自論です。とっても大きい素数を頑張って覚えて、いざ実戦で出そうとしても「ああ~、あと1枚…あの札があれば出せるのに…」ということが頻繁にあり、出したかった素数も出せずに負けてしまうのは素数大富豪プレイヤーあるあるです。大会で出そうとカマトトばっかりしてるといつの間にか負けてる事もあるので注意しましょう。大きい素数は覚えて満足、遊ぼう会で出して満足。

ちなみに17枚クラスの[3282T81T81QJJ379X]は四つ子素数で、HNP杯で出た素数の中で一番大きい素数だそうです。「みつばふたばひとは1QJJスナックX」で覚えましょう。

まとめ

優勝を逃してしまいましたが、楽しかったです。退屈な自粛生活の中、良い暇つぶしになりました。勝つためにどんな素数を覚えようか、どんな素数表を作ろうか、この素数の語呂は何にしようかな、この手札からどう組み切ろうか…そう考えるだけでワクワクしました。

次の蝉王線では優勝したいです*12!蝉王戦に向けて、大きい素数を覚えるZO~

この記事はこの辺で終わりにします。ご精読ありがとうございました。

 

*1:2020年7月の視点で

*2:winning primeの方が伝わるのでしょうか

*3:overKJQJ。詳しい説明はこちらの記事に。

 

hana3101382283.hatenablog.com

 

*4:惨い肉

*5:それでもKJQJを返せる合成数として覚える価値は十分にあります。

*6:予選のtatyamさんVSマモさんの試合ではtatyamさんの[KKQTX(X=J)]をマモさんが[KKQXJ(X=K)]で返していましたが、あれはマモさんの運が良かったのであって、普通KKQTJは流れます。

*7:もりしーさんの記事より

prm9973.hatenablog.com

*8:4枚二刀流を覚え始めたのは、その半年後。

*9:手札25枚を7枚→7枚→7枚→4枚で組み切れると思いきや最後の4枚出しを間違えて失敗した試合もありました。惨い。

*10:もしこちらがXを使わずに[KKKQQJJ]を出したとしましょう。Kは4枚だけなのでX2枚をKとして使う必要があります。しかしQは相手が2枚持っていたので、手札には最大2枚までしかありません。よって、[KKKQQJJ]以上の素数を返すことは出来ません

*11:素数大富豪古参プレイヤーのもりしーさん直伝素数です。

*12:3TKの予選の相手ははちさん、けんさん、ししとうさん、もりしーさん、tatyamさん、カステラさんの6人です。おそらく予選で終わるでしょう。6戦じゃ足りないのでサブ大会にも出させて下さい。